ボケてはならない
ボケてはならない
団塊の世代が65歳以上になるまであと2年。この間に大きな社会変革が確実にもたらされる事が予想されています。2007年問題です。高齢者専用のスポーツジムや娯楽設備の拡大、職場の開発など急速に高齢者の為の世界が誕生する一方、年金制度の破綻、国民皆保険制度の見直しなど社会保障はその殆どが最初からの出直しになるでしょう。少子化の為、人口構成に変化が来てしまったからです。支える者と支えられる者とのバランスに違いが生じて来ているのです。へたをすれば世代間で社会資本の分捕り合戦が始まるかも知れません。医療費の3割負担やペイオフはその序の口ではないでしょうか。これまでの日本人特有のなあなあの村社会的考えからアメリカ型多民族集団の合理的考え方に変化せざるを得ないからです。例えばタバコを止めずに吸っていてやはり肺癌になった人の医療費が割り高になることは常識となるのです。
恐いような話しですが現実化しそうです。結局若い者に高齢者の社会保証を期待することは幻想である事をいち早く理解することです。それが証拠に子供が老親の面倒を直接見れないから介護保険制度ができたのですね。このままでは介護保険制度もいつまで持つか判りません。身体と脳を鍛えておきましょう。残念ながら「自分を守るのは自分しかないもの」と心得ておいた方が幸せが来る時代となった事は確かなようです。