第5内科 神経内科

診療内容

脳卒中を中心に、認知症疾患、神経変性疾患などの幅広い神経内科疾患の治療を行っています。
●脳血管障害(脳卒中): 急性期脳卒中診断には迅速なMRI検査で対応しています。また、急性期 脳卒中治療につきましては脳外科と連携を取り対応(t-PA治療ならびに血栓除去術が可能)を とっています。慢性期脳卒中に対しては、リスク管理に万全の対応をとるように心がけています。
●認知症疾患: アルツハイマー病をはじめとする認知症疾患の診断にはMRIにおける脳萎縮の 程度の評価だけでなく、SPECTによる脳循環のパターンをみることが重要とされています。 当院ではSPECTを用い認知症疾患の鑑別をより確かにして、治療を開始しています。
●神経変性疾患: パーキンソン病、ハンチントン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症など多く の神経難病が含まれます.当院ではパーキンソン病の診断にDAT scanが導入され診断がより 確実になってきています。脊髄小脳変性症につきましてもMRI、脳血流SPECT等欠かせない 診断器具にて診断をしています。
2020年に新機種MRI(3T)が当院に導入され、脳血管障害に用い要られたステントやコイ ルによるアーチファクトが軽減、解消されました。またCTも旧機種16列から新機種64列 に入れ替わり、脳に対する被ばく線量も軽減されています。

医師

駒場 祐一

神経内科部長
昭和60年日本医科大学卒業
日本内科学会認定内科医
日本神経学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医・評議員
日本脳循環代謝学会評議員
日本内科学会総合内科専門医

非常勤医師

有井 孝子(毎週火曜日)
酒巻 雅典(毎週水曜日)
松本 典子(毎週木曜日)
 畠 星羅(毎週土曜日)

診療実績(2021年度)

述べ外来患者数・・・・・・・・・・・・7,880症例
新患数・・・・・・・・・・・・・・・・・・660症例
脳梗塞・・・・・・・・・・・・・・・・・・389症例
頸動脈閉塞び狭窄・・・・・・・・・・・・・・19症例
脳出血・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3症例
頭痛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・321症例
 片頭痛・・・・・・・・・・・・・・・・・・51症例
 緊張性頭痛・・・・・・・・・・・・・・・・26症例
 群発頭痛症候群、その他・・・・・・・・・243症例
パーキンソン病・・・・・・・・・・・・・・126症例
進行性核上性眼筋麻痺・・・・・・・・・・・・・2症例
アルツハイマー型認知症・・・・・・・・・・・81症例
他の認知症・・・・・・・・・・・・・・・・・51症例
一過性全健忘・・・・・・・・・・・・・・・・・3症例
ミオパチー・・・・・・・・・・・・・・・・・・4症例
多発性筋炎・・・・・・・・・・・・・・・・・・1症例
筋ジストロフィー・・・・・・・・・・・・・・・1症例
てんかん・・・・・・・・・・・・・・・・・・56症例
未破裂動脈瘤・・・・・・・・・・・・・・・・・26例
ギランバレー症候群・・・・・・・・・・・・・・1症例
ニューロパチー・・・・・・・・・・・・・・・20症例
帯状疱疹・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1症例
三叉神経痛・・・・・・・・・・・・・・・・・・5症例
その他詳細不明の皮膚感覚障害・・・・・・・・29症例
良性発作性眩暈症・・・・・・・・・・・・・・・8症例
その他の眩暈症・・・・・・・・・・・・・・133症例
失神・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10症例
起立性低血圧症・・・・・・・・・・・・・・・10症例
重症筋無力症・・・・・・・・・・・・・・・・・7症例

診療担当表