形成外科
特色
主には一般形成外科として、顔面や手足の外傷(切り傷・削げた傷など)や顔面骨骨折(ほほ骨や鼻骨骨折など)などに対応しています。
●母斑(ホクロ)、脂漏性角化症(いぼ)、粉瘤(おでき)、などの良性腫瘍に対して小手術。
●脂肪腫などやや大きいものは全身麻酔下での摘出手術。
●皮膚癌に対する摘出術。
●やけどは、新鮮例から、慢性例(昔のやけどの跡によるひきつれ、つっぱり)まで対応。
●加齢にともなうまぶたの下垂。
●難治性潰瘍に対しては局所陰圧閉鎖療法から各種皮弁(局所皮弁、有茎皮弁など)による再建。
当科は常勤1人体制のためできることには限界がありますが、昨今の高齢化社会の進む中、地域のニーズを受け止めてできる限りは皆様のお役に立てることを目指しております。また、より高度な治療が必要な場合などでは大学病院(主に日本医科大学形成外科)の医師とタイアップ、あるいは、 適宜ご紹介させて頂いています。
日本形成外科学会 教育関連施設となっております。
特殊な治療
・ケロイド、肥厚性瘢痬(きずあとの持ち上がり)に対して、切除術+術後電子線照射療法など
・顔面骨骨折では3D-CT
・瘢痬拘縮(ひきつれ)の修正手術
・治りにくい傷や潰瘍に対して局所陰圧閉鎖療法から外科的治療(植皮や各種皮弁)
・耳前瘻孔・副耳、他合趾症などの先天奇形なども対応可能ですのでご相談ください。
・より高度な治療が必要な場合などでは大学病院(主に日本医科大学形成外科)の医師のタイアップ、あるいは、適宜ご紹介させて頂いています。
・美容外科外来;光治療(フォトフェイシャル)専用の機器Mediluxによって、お肌のきめ・くすみや質感の改良、お化粧ののりの改善など
医師
診療実績(2022年度)
外来新患者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・952名
入院患者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71名
手術件数
良性腫瘍切除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・162件
悪性腫瘍切除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5件
外傷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18件
皮膚移植(熱傷及びその他の潰瘍)および皮弁での再建手術・・・30件
難治性潰瘍(糖尿病性潰瘍など)・・・・・・・・・・・・・・・19件
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド・・・・・・・・・・・・・・・・・・13件
先天異常(小児の多合趾症など)・・・・・・・・・・・・・・・3件
眼瞼下垂症手術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7件
その他 炎症・変性疾患(陥入爪など)・・・・・・・・・・・・5件
主な検査
血液浄化療法(血液透析、 腹膜透析)、3フェレーシス、各種画像診断(CT、MRI、エコー、レノグラム)、腎生検