当院について

理念

 療養病床は,急性期医療の治療が終えても引き続き医療提供の必要度が高く,病院での療養が継続的に必要な患者さまを対象に医療保険が適用される医療保険型療養病床(医療療養病棟)がご利用いただけます。147床で療養期を支える恵まれた環境のもと長期入院が可能です。新たに透析ベッド6床を導入して,透析が必要な入院患者に対応出来るようになりました。特に透析・人工呼吸器装着の患者様を積極的に受け入れるような体制を整え強化しております。
 回復期リハビリテーション病床35床には整形外科の手術後や保存的治療後,脳血管疾患の治療後の患者様に対して,日常生活自立度(ADL)を向上させ,家庭復帰を目的とした集中的なリハビリテーションを行っております。医師,看護師をはじめ,各専門職種が共同で患者様に合ったプログラムを作成し,出来る限りご希望に添える形の退院を目標に,入院時からサポートさせて頂いております。
 また当院での診断や治療が困難と判断された患者様に対しては,隣接する博慈会記念総合病院各診療科の医師と連携し,往受診→検査→診断→治療を速やかに行う体制が整っているので安心して入院生活を送れる環境が整っております。

施設基準

本館2・3・4階病棟 : 療養病棟入院基本料1
別館2階病棟 : 回復期リハビリテーション病棟入院料3

医師

小倉 篤

長寿リハビリセンター病院院長
金沢医科大学卒業

駒場 祐一

長寿リハビリセンター病院副院長
日本医科大学

猪股 出

長崎大学医学部卒業

町田 正文

日本大学卒業

山口 正純

順天堂大学卒業

その他スタッフ

看護師、介護職員、薬剤師、栄養士、リハビリスタッフ、事務職員

外来

受付時間:午前8時30分より12時まで、午後13時30分より16時まで
診療時間:午前9時より12時まで、午後14時より16時まで

入院

医療保険療養病床147床(本館)
回復期リハビリテーション病床35床(別館)
透析ベッド6床(本館)

診療担当表

ご入院について

入院をご希望で、他の病院に通院または入院中の方は担当医の紹介状をお持ちください
その他、詳細やご質問は窓口へ直接ご相談ください。

面会時間

午後2時00分~午後8時00分(日曜、祭日含む)
新型コロナウィルス感染症対策として当面の間、面会制限とさせていただきます。
詳しくは病棟におたずね下さい。

診療実績(2022年度)


療養病棟(147床)
医療区分3 39.7%
医療区分2 49.1%
医療区分1 11.2%

2022年度 紹介件数 264件

◦対象疾患
 ・難病 ・肺気腫
 ・慢性腎不全 ・認知症
 ・脊椎損傷・頚椎損傷 ・感染症
 ・慢性閉塞性肺疾患 ・褥瘡
◦対象となる状態
・医師および看護師により常時管理が必要
・透析
・人工呼吸器を使用
・気管切開が行われている状態
・酸素療法
・経鼻胃管や胃瘻などの経腸栄養
・頻回の喀痰吸引を実施
・頻回の血糖測定を実施
・インスリンを投与
・医療用麻薬などの薬剤投与
・創傷(手術傷や感染傷を含む)処置
・皮膚潰瘍または下腿もしくは足部の蜂窩炎、膿などの感染症に対する治療を実施

回復期リハビリテーション病棟(35床)
対象疾患および状態の患者比率
Ⅰ 57件 38.8%
Ⅱ 53件 36.1%
Ⅲ 19件 12.9%
Ⅳ 3件  2.0%
Ⅴ 15件 10.2%

在宅復帰率
自宅 73.6%
施設 9.5%
病院 16.9%

2022年度 紹介件数 348件


脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、 脳腫瘍、脳炎、急性脳症脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経 叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態、義肢装着訓練を要する状態

大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は2肢以上の 多発骨折の発症後又は手術後の状態

外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有してお り、手術後又は発症後の状態

大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋又は靭帯損傷後の状態。手術後の状態

股関節又は膝関節の置換術後の状態